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韓国ドラマ『いばらの鳥』 (2012.1.26)

2012/01/26 23:42

こんにちは~、占い師カノンです。

今日は、韓国ドラマレビューです。

いばらの鳥
・韓国放送:2011年
・放送局:KBS
・話数:全20話
・演出:キム・ジョンチャン
・脚本:イ・ソニ
・キャスト:チュ・サンウク、ハン・ヘジン、キム・ミンジョン、ソ・ドヨン

日本では、TBSの韓流セレクトで放送されました。

ストーリーはこんな感じです。
 ↓
児童養護施設で育ったジョンウンは、有名になれば母親が会いに来ると信じて女優を目指していた。
そんな彼女の初恋の相手ヨンジョは、死んだはずの産みの親に会い、冷たく突き放されてしまう。
同じ頃、ジョンウンの親友ユギョンは突然、自分が両親の子供ではないことを知り、
誤解からジョンウンと絶交。やがて10年後、3人は運命に導かれ再び再会するのだが…。

簡単にまとまてしまうと、
親の愛を知らないで育った3人の、愛と再生の物語です。

これまで数々の韓国ドラマを見てきましたが、
主人公やそれに次ぐ重要人物が
「養子」や「孤児」であるという設定がほとんどです。
多分50%ぐらいの確率で。
なんでこんなに多いんでしょう?

韓国って、そんなに「養子」が多い国なんでしょうか。
・・・と思って調べてみたら、こんな記事が。
東亜日報の関連記事
2011年5月28日の記事ですが、

>生後24ヵ月未満の養子縁組待機児童は、計1800人余り。
>生後24ヵ月以上の児童まで入れれば、計1万7000人に上る。

とあります。
養子縁組待機児童が1万7000人って・・・。
悲しくなる現実ですね。

話がそれましたが。。

このドラマは、
産みの親の愛、育ての親の愛、養子に出された子供の葛藤、
そして、母親への思慕。
それらを赤裸々に描いています。

産みの親は、
いろいろな事情や理由があって実の子を手放す訳ですが・・・。
その中には、子供の幸せのために、というのもあるわけです。
経済的な理由で、自分と一緒にいても苦しい生活をするだけ。
裕福で余裕があって、本当に子供を必要としている人に育ててもらいたい。
そんな理由の人も中にはいると思います。

でも、いくら“子供のため”と言っても
子供にとっては、“捨てられた”感は否めないのではないかしら。
どんなに綺麗ごとの理由を並べたところで、
結局自分は必要のない存在であって、捨てられた存在なのだ、という概念は
ある程度人間的に成熟するまでは、ついてまわってしまうと思います。
その概念が、その子供にどれだけの影響を及ぼすのか・・・。
それは、その立場になってみた人にしか分かりません。

そして、
子供にとって、特に産みの母親の存在は絶対的なもので、
いくら育ての親がいるといっても、
産みの親に会いたいと願う気持ちは
本能的で普遍的なものだと思います。
親には、その気持ちを拒否する権利はないと思います。
たとえ拒否する理由が、子供を思ってのことだったとしても。

個人的には、血のつながりがすべてだとは思ってはいません。
でも、やはり血のつながった親子関係には
言葉や理屈では言い尽くせない特別なつながりがあると思います。
それは、意識するしないにかかわらず、です。

そんなことを考えさせてくれるこのドラマ。
人として、母親として・・・という普遍的なテーマを
見る者たちに問いかけてきます。

おススメ度:★8(10満点)

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テーマ : 韓国ドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

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